気温がぐっと下がり、空気も乾燥し始めるこの季節。
「なんだか髪がパサつく」「頭皮がかゆい気がする」そんな声が大人女子の間で増えてきます。
年齢とともに変化しやすい大人の髪と頭皮は、季節の影響を敏感に受けやすいもの。
今回は、寒さが深まる時期に知っておきたいお手入れ・食事・運動・ホルモン・血流のポイントを、やさしく解説します。
■ 1. お手入れ(ヘアケア&スカルプケア)
大人の髪と頭皮にとって、冬の始まりは“乾燥との戦い”です。
● 頭皮の保湿を習慣に
お顔と同じように、頭皮も乾燥します。頭皮用ミストや育毛剤・養毛剤・美容液をお風呂上がりにひと吹きするだけで、かゆみや乾燥フケの予防に。又、頭皮に直接つけることのできる安全なトリートメントでも保湿出来ます。
● シャンプーは優しいものを
この時期は皮脂量が減るため、洗浄力の強いシャンプーだと乾燥が悪化します。
アミノ酸系や低刺激タイプを選ぶと、頭皮が落ち着きやすくなります。
↑が一般的なシャンプーの考え方で・・・
毛髪構造復元士的立場では、素髪になる様にしっかり洗って、頭皮の乾燥は、頭皮に直接つけることのできる安全なトリートメントをいつもより多めに付けて、保湿、油分補給、バリアプラスをしっかりすることで、ターンオーバーのリズムも乱さないケアをお勧めします。
● 週1のご褒美ケア
毎日のシャンプータイムでゆったりしっかりマッサージするのが理想ですが・・・
せめて週一回だけでも、炭酸クレンジングやオイルマッサージで固くなった頭皮をゆるめると、血流もUP。髪の立ち上がりも変わります。
● ドライヤーは温風→冷風
熱ダメージを避けつつ、キューティクルを整えてツヤもキープ。
モチロン熱ダメージを考慮した低温ドライヤーを使っていただくと完璧です。
■ 2. 食事(髪を育てるインナーケア)
髪は食べたものでできています。季節の変わり目こそ栄養バランスが大切。
● タンパク質は“毎食”が基本
卵・魚・大豆は髪の主成分ケラチンの源。
● 鉄分・亜鉛は大人女子の必須栄養素
鉄不足は抜け毛や細毛の原因に。
レバー、ほうれん草、ひじき、牡蠣、ナッツ類を意識して取り入れて。
● オメガ3でツヤとしなやかさをサポート
サバやサーモン、アマニ油は乾燥対策にも◎
■ 3. 運動(血流をめぐらせる)
寒さで身体が縮こまると、頭皮への血行も低下します。
● 首・肩のストレッチは毎日3分
首周りがほぐれると、頭皮への血流が一気に改善。スマホ姿勢のリセットにも。
● 軽いウォーキングで全身を温める
10〜15分歩くだけでも“巡り”が変わり、根元の立ち上がりも良くなります。
● 頭皮マッサージで即効ケア
こめかみ→頭頂部→後頭部へと優しく指を滑らせると、小顔効果も期待できます。
■ 4. ホルモン(ゆらぎ期の髪と頭皮)
季節の変わり目は自律神経が乱れやすく、ホルモンにもゆらぎが出やすい時期です。
その変化は髪のボリュームやツヤに直結します。
● 睡眠の“質”を整えることが最重要
入浴で体を温めてから寝るだけで、ホルモンバランスが整い髪の調子が良くなります。
(その際38〜40℃のお風呂にゆっくり使って、浮力を感じながら全身の血流を高める事をお忘れなく)
● イソフラボンを味方に
納豆、豆乳、豆腐は女性ホルモンに似た働きをサポート。
● ストレスを溜めない工夫
深呼吸、軽い運動、アロマ、趣味…小さなリセットが髪にも良い影響を与えます。
■ 5. 血流(“美髪”の大前提)
血流は髪の土台。寒さで血管が縮むと、毛根への栄養供給が妨げられます。
● 首・足首・腰を冷やさない
この3つを温めるだけで巡りが変わります。
● 温かい飲み物で体の内側からポカポカに
生姜やハーブティーは冷えやすい大人女子の味方。
● 38〜40℃の湯船でじんわり保温
入浴はストレス解消・血流改善の即効ケア。髪のハリ・コシにも良い影響があります。
■ 6. テテアテテヘアーがめざすもの
髪だけでなく、
頭皮、身体、心、生活習慣──
すべてが連動して「キレイな髪」が育ちます。
テテアテテヘアーでは
毛髪構造復元メニューと復元脳リンパトリートメントによって
頭皮・頭髪の内部・表面の構造を補強、血流、リンパの流れを上げ整え
心身ともに改善し本来の美しさを引き出す技術で、しっかりサポートします。
寒い季節だからこそ、
髪と頭皮、そして自分自身にそっと寄り添う時間をつくってみてください。
